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スティックタイプの紅茶を飲もうと準備して

中身をカップに入れるはずが

目の前にあったゴミ袋に入れていた

さーっと音をたてて

目の前から紅茶が消えていった すべて

 

あー!!と声を出した

ときすでに遅し

最後の一本

 

娘がまだ幼稚園の時に

ママ友が言っていた

『今日ね 卵焼き作ろうとしたら

卵割ったら 中身をゴミに捨てちゃったの〜』

 

ゲラゲラ笑ったのを思い出した

おんなじこと してる!!

 

極めつけ

ふと足元をみると

長女のかわいいモコモコスリッパを履いていた

どぅも足の感覚が違ったわけだ

 

母は忙しい

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ヨーグルトに 昨夜作った栗あんを乗せて出したら

『ママ!栗におめめが付いてるよ!』

と次女。

『本当だー!栗があんこのお風呂に入っているね!』

と長女。

 

子供の感性 素晴らしや

 

手間暇かけた甲斐がある

幸せな時間が広がっていく

夫も『食べていい?』と寄ってくる

 

『どうぞ』と言いながら

心のなかでにんまりしたのに気づいた

夫に喜ばれて 嬉しい私がいる

 

小さな愛情のかけらを見つけては

織物のように 一瞬一瞬を 織り込んでいく

ある時は 哀しい色かもしれないが

またあるときは 温かい色になる

夫婦という名の織物は

グラデーションを経て 長いひとつの作品になる

誰とも被らない 唯一無二のそれを

サヨナラする時には 

美しいと 思いたい

 

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頭をフル回転させていると

もう休憩の時間なのに その余韻がなかなか消えない

息つく暇もなく どんどん

次のことを処理しようとしてしまう

 

夜に小豆をゆでた

本当は鏡開きの時に おしるこを作る予定だったが 遅れてしまった

 

小豆を煮る音は 気が落ち着く

くつくつくつと 優しい音がする

出来上がるまでに 時間がかかる

灰汁を抜きつつ 差し水をする

手間と時間をかけている間に

気持が優しくなってくる

小豆の優しさが うつるように

 

硬かった小豆が まるまると太ってくる

すくった感覚も ぽってりと柔らかくなる

鍋を覗き込むと メガネが白くくもる

エコなスチーム美顔器

あまーいにおいがする

でも あまったるくはない

 

自然のリズムに合わせると 気が落ち着いてくる

そうだ、物事はゆっくりだ

私一人が 急いているのだ

 

小豆のにおいで深呼吸

部屋中に優しいにおい

栗入りの 特別なおやつ

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【金銭トラブル】

というほどのことではないが

返金が必要な事が発生し

相手に連絡したがなかなか連絡がつかなかった

たった2日間が

すごく長く感じた

 

連絡をくれて

対応していただけるとわかった時の安堵感

あーよかった

お金って大事だな

こんなに頭を占領されてしまう

お金って大事だな

つくづく思う今日このごろ

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この悲しみを なんとするか

風呂に入ると 泣きたくなる 

もうとうの昔に なくなっていた習慣が

久しぶりに 復活した

 

夫が長女の肩に手を置き 肩もみのような仕草をした

『なによ!』と声を荒げてしまった

 

私『◯◯(長女)へのタッチ、多くない?』

夫『思い過ごしだよ』

 

ここで会話は途切れたが

私が本当に言いたかったことは

『私の体には触れないくせに』

だった

 

呆れますか?

呆れますよね、娘に嫉妬?するなんて

恥ずかしいにも ほどがありますよね

 

娘は大事、大好きだし、愛している

憎しみとかずるいとか、いいなって気持ちは一切ない 本当に

 

ただ夫に、私には触れないくせに、年頃の娘にベタベタ触りやがってって気持が

憎しみに落ちてしまったわたしの気持ちが

滲み出てしまうのだ

 

きっとそれが、彼にもわかるんだろうね

こんな状況にしたのは 他でもない自分自身なんだろうね

 

悲しい

悲しい

この悲しみを なんとするか